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「世界最強の唐辛子」がインドの兵器に | WIRED VISION
インドの軍部は、内乱や暴動の鎮圧用に、唐辛子兵器の準備を進めている。
『Asia Times』紙では、インドの国防研究開発省(DRDO)が、催涙ガスに代わるもの、または催涙弾の中身に詰めるものとして、ギネス世界記録で世界一辛い唐辛子として認定された『ブート・ジョロキア』を使用しようとしていると報道している。
唐辛子ベースの兵器は、催涙用の唐辛子スプレーとして何年も前から存在しており、米国で人気が高まっている。ブート・ジョロキアは、こうした唐辛子兵器の威力を何段階も引き上げることが可能だ。
唐辛子愛好者たちは唐辛子の辛さを、被験者たちが辛味を感じなくなるまでの希釈率を測定する『スコヴィル値』を使って評価する。ピーマンのスコヴィル値はゼロで、ハラペーニョ(メキシコ唐辛子)だと8000スコヴィルに上昇し、ハバネロやスコッチボネットは10万スコヴィルという激しい辛さだ。しかし、ブート・ジョロキアの辛さはスコヴィル値で100万を上回ると評価されている。
[ブート・ジョロキアは2007年に、世界一辛い唐辛子としてギネス世界記録に認定された。東ハトは、同種を使用した菓子「魔王ジョロキア」を発売している。かつては「暴君ハバネロ」が「世界一(辛い)トウガラシ」と称されていたが、現在は「伝説のトウガラシ」と改められている。北東インドでは、畑や民家を荒らす野生ゾウを撃退するために、すり潰して柵に塗ったり、トウガラシ発煙筒を開発する試みがなされているが、生食もされる]
唐辛子の有効成分は、有機化合物が複雑に混合したオレオレジン・カプシウム(OC)という物質だ。現在のOC精製品を使用した「唐辛子スプレー」の辛さは200万スコヴィルを超えている。